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ADHDの子ども達の多くは、スポーツに関する失敗を多く経験しています。特に集団競技(野球やサッカー)で、失敗を繰り返すことは、子ども達の自尊心を低下させるだけでなく、そのチーム、仲間内での人間関係にまで影響を及ぼすこととなります。
このようなADHDの子ども達の、「スポーツに関する技術と知識の習得」「仲間内での地位の改善とそれに伴う自尊心の改善」を目的としSTPではスポーツを実施しています。
種目は「サッカー」と「キックベースボール」の2種目です。一日うちのスポーツの時間は2回に分けられており(60分×2回)、前半は「スポーツの練習」、後半が「スポーツの試合」になっています。ここで大切なことは、前半(練習)と後半(試合)に同じ種目をするということです(前半にサッカーの練習を行った日は、後半にサッカーの試合を行う)。そうすることで子ども達は練習で学んだ技術や知識を、試合で実践し学習していくことができます。
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