山下先生とSTP専門家 |
2011年2月16日〜18日
小児メンタルヘルス問題へのエビデンスに基づく治療マイアミカンファランス
マイアミのフロリダ国際大学に移られたペラム教授らが隔年で主催するカンファランスで、ADHDやうつなど小児のメンタルヘルスに関するエビデンスのある治療法のセミナーとワークショップ(WS)が北米の一流講師によって3日間行われた。山下はADHDのサマートリートメントのWSに参加し、くるめSTPについて30分話す機会をいただいた。くるめSTPの指導をしてくれたSTP専門家のナギー、グライナー先生(写真)とペラム教授との再会は嬉しかったし、くるめSTPの発展を見て大変喜んでおられた。フロリダ州や米国の他地区でのSTPの実施、アフタースクールでのSTP技法の応用などを目指している先生方30名がWSに参加していて、日本での他地区での普及や応用を目指しているくるめSTPの活動に示唆を与えてくれるWSであった。ペラム教授の講演の中でくるめSTPのスポーツ練習中のパワポスライドが紹介されたのにはびっくりした。「すばらしい」と評価を受けたことはお世辞ではなかったと思った。STPのスピリットは、国を超えて同じであることを改めて確信した。マイアミでは、就学前児や思春期児へのSTPも行われている。今後とも交流を深めていきたい。 |