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指導原理、ポイント   

ADHDの子どもたちは、子ども同士や大人との関わりがうまく行かないことをしばしば経験します。それらの問題点をひとつの行動と捉えてプログラムの中で行動変容を促し、うまく人との関係を培えるように練習するプログラムです。
子どもたちは、学校と似通った環境の中で一日を過ごしながらグループで行動することや友達を作ること、大人と適切に関わることを夏期治療プログラムの中で経験していきます。この夏期治療プログラムの基本は行動療法を用いて作られています。体系的な報酬であるレスポンスコストプログラムは、子どもたちが1日の活動の中で望ましい行動を取ればポイントを獲得でき、望ましくない行動であればポイントが減点されます。子どもたちがポイントを獲得できる望ましい行動は、ルールに従うことやスポーツマンシップな態度、大人の要求や指示に従えか、仲間と助け合うことができる、話し合いでの発表などがポイントを獲得できるのです。
これらの行動は学校生活の中で人とうまく付き合えることにつながります。また、望ましくない行動として減点されるものは、ルール違反やスポーツマンシップではない態度、わざと人に攻撃を加えるようなこと悪態や文句をいうことなど明らかに人との係わり合いで問題が起こることを減点のポイントとして取っていきます。
ポイントシステムがうまく機能していくことで行動は、望ましい行動に変わっていくのです。毎日の報告されるカードによって親からはご褒美を受け取れますし、人前で褒められることやポイントと交換されるご褒美もあります。これらは、望ましい行動へ変容できるように強化するものです。強化は子どもに自分の行動を変えようと思い立たせるものです。
このプログラムには、カウンセラーが一人ひとりの子どもにつきます。子どもを励ましてサポートしながら適切な指示を子どもに与えます。これらは、プログラム全体を支えていきます。

kurume STP 2008