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スポーツについて

ADHDの子ども達の多くは、スポーツに関する失敗を多く経験しています。特に集団競技(野球やサッカー)で、失敗を繰り返すことは、子ども達の自尊心を低下させるだけでなく、そのチーム、仲間内での人間関係にまで影響を及ぼすこととなります。

STPではADHDの子ども達の、「スポーツに関する技術と知識の習得」「仲間内での地位の改善とそれに伴う自尊心の改善」を目的としスポーツを実施しています。

種目は「サッカー」と「キックベースボール」の2種目を行っています。一日のうちスポーツの時間は2回に分けられており(60分を2回)、前半は「スポーツの練習」、後半が「スポーツの試合」ということになっています。ここで重要なことは、前半(練習)と後半(試合)に同じ種目をするということです。そうすることで子ども達は練習で学んだ技術や知識を、試合で実践し学習していくのです。
水泳について     
STPでは1日1時間プールの時間が設けられています。これは『水泳』というスポーツを行うことからも、「スポーツの練習や試合」と同じ意味合いで理解されがちです。たしかに、泳げない子どもに、泳ぎを教えるという絶好の場であるため、個々の子どものレベルに応じて水泳を指導することは重要です。

しかし、単に水泳を教えて泳げるように指導するのではなく、水泳には、暑いSTP期間中に冷たい水の中で水泳を練習し、練習後にわずかでもフリータイム(プールで自由に遊んでよい時間)があるというお楽しみ行事としての意味合いもかねているところは、スポーツの練習や試合との大きな違いです。

kurume STP 2008